クレジットカード大手の三菱UFJニコスは21日から、中国人観光客の訪日旅行の取り扱いを行っている旅行会社の日東トラベル(大阪市)に、米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」を使って銀聯カードで旅行代金を決済できるシステムの提供を始めた。訪日後の追加費用の支払いなどの決済処理が場所を選ばずに対応できるようになるため、業務効率の大幅アップが実現できるという。
中国人訪日観光客は旅行代金の7~8割を出発前に支払い、オプションツアーなどの追加費用を含めた残金に関しては、日本から出国する前に空港やホテルなどで精算するのが一般的だが、円に両替する必要があり、手間や時間がかかっていた。
三菱UFJニコスが提供するのは、アイフォーンに装着した専用のカードリーダーで顧客の銀聯カードを読み込み、金額や暗証番号などをタッチパネルに入力すれば、その場で決済処理ができるシステム。時と場所を選ばずに素早く決済処理ができるため、同社は「業務の効率化に加え、顧客利便性も大幅に向上する」としている。
(この記事は経済総合(産経新聞)から引用させて頂きました)
au 機種変更PR