京畿道安養万安警察署は、5年前に母親を押し倒して死亡させ、遺体を燃やして貯水池に捨てた疑いで、L容疑者(33)を5日逮捕した、と発表した。
警察によると、中学校を2年生で中退した後、定職に就かないまま母親と2人で生活していたL容疑者は、2007年1月18日午後11時ごろ、同道安養市万安区の自宅で、遊び金に使ったクレジットカード会社からの借金3000万ウォン(現在のレートで約219万円、以下同じ)の返済をめぐって母親(当時62歳)と口論になり、母親を押し倒して死なせた疑いが持たれている。
警察は、L容疑者が「伝貰(チョンセ=高額の保証金を預ければ、その運用益で家賃負担が不要となる韓国独特の賃貸制度)の保証金約1億ウォン(約729万円)を担保にカード会社から借りた金について、母親が返済するよう迫ったため口論になり、母親を押し倒して出掛けたが、翌朝帰宅したところ、母親が頭から血を流して死んでいた」と供述した、と説明した。
L容疑者は犯行の2日後、友人の車を借り、忠清南道瑞山市の貯水池のほとりで母親の遺体を燃やした後、白骨状態で貯水池に捨てた、と供述した。
(この記事は韓国(朝鮮日報日本語版)から引用させて頂きました)
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