米国 eBay 傘下の米国 PayPal は2012年3月15日、スマートフォンに専用の小型カード リーダーを取り付けてクレジット カードをスキャンしたり、スマートフォンのカメラで小切手を撮影したりしてモバイル決済が行える新サービス「PayPal Here」を発表した。
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PayPal Here は、さまざまな種類の決済手段に対応しているうえ、スマートフォンのカメラまたは小型カード リーダーで処理が行えるため、小規模な店舗や移動販売店、屋台などに適したサービスという。デビット/クレジット カード、小切手、電子決済サービス「PayPal」用アカウントなどの情報は、カード リーダーやカメラで読み取るほか、スマートフォンの画面で入力する。顧客のサインが必要な場合は、画面に指で書いてもらう。
利用業者に課金される手数料は決済額の2.7%だけで、月額料金などの固定費は発生しない。また、PayPal Here 契約にともなって発行される利用業者向けデビット カードで1%のキャッシュバックが得られることから、実質的な手数料は1.7%で済む。
PayPal は、同日より米国/カナダ/オーストラリア/香港で一部の利用業者を対象に PayPal Here サービスを提供している。これらの国/地域では、一般提供を4月に始める。そのほかの地域でも PayPal Here を利用可能にする計画。現在の対応スマートフォンは iPhone のみ。Android スマートフォンは4月に対応する。
(この記事はインターネット(japan.internet.com)から引用させて頂きました)
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